売買契約の締結 step6


■購入希望者と価格・契約条件の交渉

 不動産の購入希望が入れば、一般的に「買付申込書」や「購入申込書」という書面が売主側へ提出されます。
 これは、購入者の基本的な希望条件となる「希望価格」や「融資特約の有無(住宅ローンを利用するか否か)」「手付金」「契約希望日」「引渡し条件」などが記載されています。

 売主は、それらの条件を確認し、具体的な交渉へ入るかどうかを決めます。購入者の希望を了承する場合は、「売渡承諾書」を購入希望者へ提出することもございます。
 

■売買契約の締結

 売主と買主との契約条件が合意すれば、売買契約の締結へ進みます。
 契約にあたって、まずは不動産会社が、物件の重要な事項を記載した「重要事項説明書」と「売買契約書」の作成を行います。
 そして買主に対し「重要事項説明書」の内容を説明し、買主が十分に理解納得したうえで、売買契約を締結します。

 売買契約の締結は、一般的に売主と買主が対面で契約内容の記載した「売買契約書」への署名・捺印を行い、同時に手付金を買主が売主へ支払うことで成立します。